偽りの輪舞曲 DS 2016年12月16日 「人は誰でも、最初からなりたいものに生まれてくるわけではない」 未だに続編を待ち望んでいるのですが、忘れられてる感じでしょうか? 一応、エンディングで匂わせてはいたんだけど。 やはり続編を作れるほどは売れなかったのか。 微妙にマイナーだけど好きだから感想を書く。 攻略法はあるものの、自分のやりやすいように戦うのが一番いい。 私は私にしかなれない。そういうゲームだ。 ルートマニューバは面白いんだけど完成度がいまいち。 移動と攻撃を同時に行うって、普通なら戦闘のテンポがよくなって爽快なはずなのに、バトルが発生しなくても画面遷移してしまうので逆にテンポを悪くしている。 スキップしてもこのうえなく鬱陶しい。 ゲームの目玉システムなのに、後半になるほどイライラを助長する。 ルートマニューバそのものは面白い試みだった。 ここさえ快適だったらもっと人気出たんじゃないか。 シナリオは王道。 しかし普通ならバッドエンド一直線の分岐ルートをちゃんと正規のエンディングの一つとして描いているところが好きです。 その選択は過ちではなく、もう一つの道なんだ。 パシリシステムは楽しい。 戦闘不参加メンバーに買い物や修行をさせるというもの。 成長させるためにはどこかでパシリに出さなきゃいけないので、強キャラに頼りきりの戦闘はできないというのがいい。緊張感を生んでる。 このゲームには王道と覇道と二つのルートがあって、私は覇道ルートがすごく好き。 とても重くて(戦力的な意味でも)苦しい決断を迫られるけれど、それを乗り越えた果ての覇道ルートは決してバッドエンドではない。 『正解』を選んだらハッピーエンド、『間違い』だったらバッドエンド。 そういう単純化された断定は好きじゃない。 どちらの選択にもその道を選んだ人の想いがあるってことを感じられるゲームだ。 続編、出ないかな。 せめてルートマニューバを改良したリメイクをお願いしたい。 ブログ投票→ [0回]PR