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日々の遊び

飽きっぽいライトゲーマーが、スマホゲームアプリやおすすめゲームの感想をレビューっぽく黙々と書いていくブログ。 RPG、パズル、シミュレーションが好き。シナリオと世界観重視。 現行アプリ:ゆるドラ・スクスト・うつしよ・Buriedbornes・デレステ

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【ゆるドラ】神理の塔

イベント終えました。



いつもイケメンだけど今回は殊更にイケメンだったヴァル子。
そして正妻感のあるフレイヤ様。
でも安易な百合展開にならないところがいい。
可愛くてカッコイイ主人公、ヒロインに偏りすぎずしっかり者で笑いもこなせるナビゲーター。
キャラクターの作り方がうまいよね、ゆるドラ。



気づかなかったけど、リザルト画面で結晶の所持数が表示されるようになってた。
これはとてもありがたい。

で、神理の塔。
難易度は初回と前回の間くらいでしょうか。
雑魚の攻撃力がアップしてやや硬くなった気がする。
ちょうどいいんじゃないかと思います。
まあ私は35Fで行き詰まってますが。



光闇は苦手だ。
敵の構成的に雷パが正解っぽいけど、雑魚が多い&硬すぎて処理に手間取る。
雷はALL攻撃が無いんだよなぁ。
闇パなら神楽&ALL連発で雑魚処理は簡単なんだけど後が持たない。

というか正直、神理の塔のモチベ自体かなり下がってる。
体力消費5で延々と登っていくのが面倒くさいんだよね。
変化もないし、15Fくらいで嫌になってきちゃったよ。
これ、報酬を増やして雑魚戦なし強敵のみにすれば10F建てでも充分では?
特に意味のない戦闘を繰り返させるのって、プレイ時間稼ぎ以外の何物でもない。

やりこみとは言うけど戦略で勝つわけでもなく、ハイオートヒール持ち手に入れて装備拡張して小手を作って装備レベルMAXにして、ってやること決まってるし。
そうやってアスリートみたいな数字を上げていくだけの作業をこなしてまで塔を登って、六属性ヴァル子を手に入れても、それで何になるのかっていう。
ステータス弄れたり、技・スキルを任意で付け替えたり、盾役とかヘイトとかの概念でもあれば強くなること自体を目的にできただろうけど。
メインストーリーとイベントが手持ちのキャラでクリアできるなら、べつに無理して強化する必要もないよなぁ。

やっぱり私がゆるドラに求めてるのはキャラクターとストーリーなんですよね。
たとえば神理の塔にもミニストーリーがあったら意欲が湧いたと思う。
光ならスルズ、氷ならミストさん、雷ならレギンで風ならアルヴィト、みたいに特訓イベントがあって、勝ったら属性ヴァル子が手に入る、とか。

まあ一番欲しかった闇子をゲットしてから興味が薄れたというのもあるんだろうけど。
結晶集めで体力が余ったらついでに登る、くらいの心積もりでいいかな。



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【PS】moon

 

独特すぎるキャラクターの造形と強すぎるメッセージ性、好き嫌いが極端に別れると思われる。
個人的には「そこまで好きじゃないけど一度はプレイしてみてほしい」という感じ。

誉め言葉は既にたくさんあると思うので、不満点を挙げる。

主人公が旅をするのはゲームの中の世界。
ゲームの中ではモンスター=アニマルは悪ではなく、それを倒して回っている勇者は単なる乱暴者だった、という位置づけ。
倒されたアニマルを生き返らせて、主人公はラブ=経験値を回収していく。

アンチRPGということだが、結局は他のゲームにおける敵と味方の名称を入れ替えただけなんですよね。
アニマルを生き返らせる主人公側が善で、罪なきアニマルを倒す勇者は悪。
勇者との戦闘こそないものの、彼の立ち位置はいわゆるところの“人類滅亡と世界征服を目論む魔王”と似たようなもの。
要するに悪役です。

まず誰も他者の生を阻害しない世界なんて不自然すぎて気持ち悪いと思うのですが。
アニマルのせいで迷惑を被っている人や、それらを狩って生活している人がいないところに違和感がある。

そもそも人間と見るや襲いかかってくる他のRPGのモンスターと、この世界におけるアニマルとは存在の定義がまったく違う。
“この世界では”モンスターは悪者じゃない、“だから”という理由づけがなければ勇者を悪にすることはできない。
このゲームの勇者(あるいは黒幕)を無理やり悪に貶めることで“よくあるRPGの勇者”に異を唱えるのはお門違いじゃないか?
モンスター側に焦点をあてて、そちらにも正義があることを示すならまだしも。
全体的にアンチRPGやアンチ勇者が成立しているとは言い難い。

殺生があるからラブがないとは限らない。
殺生さえなければラブがあるわけでもない。
このゲームがぶつけている皮肉は非常に底が浅く、標的としているゲームを表面的にしか捉えていない。
王道RPG好きからすると少し的外れに思える部分も多かった。

私はこのゲームの勇者が好きで(黒幕も好き)おばあちゃんに悲しさを感じ、逆に主人公である少年には何も感じなかった。
少年がゲームの中で透明になっていること、エンディングの内容からすると、たぶん何も感じないのは正しいのだと思う。
このゲームの中で少年は何者でもなく、何者にもならない。
まさにそれこそがmoonの主題なのかもしれない。

でも、そんなものをゲームという媒体で出されてもね、というのがゲーム好きの本音ではある。
なぜだろう? キングオブキング王様の言う「ゲームとかばっかりしてないで お外で遊びなよ!」は感じがいいんですけど。
やっぱり自分の主張に毒を含ませて斜に構える姿勢はちょっと肌に合わないな。
自分の伝える能力が欠如してるのを「べつに分かってもらおうと思ってないから」と言い訳しているようにも見える。

まあ、シニカルなメッセージの含まれた物語が好きな人なら楽しめるでしょう。
ラブを集めてエンディングまで進めればなんらかのカタルシスは得られるのではないか。
好きとか面白いとかよりも【印象に残るゲーム】であることは間違いない。
ひねくれた物の見方をする人はダメです。私ですが。
「深いっぽいことを散りばめて雰囲気を出してるけど実は浅いんだな」と思ってしまったら終わりです。

 

で、このゲームをプレイするときは攻略本が必須です。
丁寧に住民のスケジュールをチェックしてストーキングすれば自力で回収することも不可能ではないが、イベント同士の繋がりも複雑で把握しにくい。
アニマルのラブ回収は非常に分かりにくくて面倒くさい。
移動の不便さも相俟って、ある程度は攻略本で効率化しないとストレスが溜まります。
ゲームとしてのユーザビリディは皆無です。
ネタバレとかは気にせず、適宜攻略を見てなるべく快適に進めましょう。

ジンギスカンと釣り。
この二つは最悪、諦めてもいいと思う。
私の場合「二周目はいいや」と思わせた唯一にして最大の要素が釣りコンテストでした。

まず魚自体が針にかからない。
かかりさえすれば釣り上げるのは簡単なのに、かからない。
キリキリソテーを食べるとか月魚をBGMにするとか、謎のジンクスにも縋ったけどダメでした。
ジンギスカンは頑張ればなんとかならなくもないので釣りよりマシです。

いろいろ言いましたが、不満点を補って余りある魅力があるのもまた事実。
クレイアートのような独特のデザインで世界を動き回るキャラクターたちはみんな人間味に溢れており、彼らの生活を観察するのはとても楽しい。
バラエティーに富んだ音楽、それをMDにして好きなようにBGMを編集できるというシステムも面白い。

好きな人しかレビューしないので無闇に持ち上げられすぎているきらいはありますが、ちょっと変わった世界観を味わいたい人にはおすすめできます。

 



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【PS】マイガーデン

マイガーデン

アーカイブスにて配信され、PSP/PS3でもプレイ可能。

 

一昔前は慢性的に高騰状態で大変な有り様でしたね。
私は普通に買って普通に持ってたので、ネットでそんな状況を知って驚いたものです。
でもいくら高騰しようと絶対に売るわけがなかった。
アーカイブス配信以来、値段も落ち着いて手に入りやすくなったようで嬉しいです。
しかし、それにも関わらず下がらない中古品の値段。
このゲームの面白さの証明って感じですね。

植物の種や苗を植えて、水やりをして、雑草をむしって、害虫を除去して、花が咲いたら収穫して…と、よくある庭作りゲーム。
しかしこうもストイックに“ひたすら植物をレイアウトして庭を作るゲーム”は意外と少ないんじゃないだろうか?
植え付け時期や水の量、コンパニオンプランツなど設定されており、なかなか本格的なガーデニングが楽しめます。

古いゲームなので育てられる植物はそんなにめちゃくちゃ多いというわけではない。
まあグラフィックも凝っているし充分な種類が揃っているのですが、今見ると少なく感じるかもという程度。
ずらっと見ると少なく思えても、育て方がかなり細かく設定されているので実際にプレイすればちょうどいい感じです。
ちなみに一年草か多年草か、植え付け時期や水の量など、育て方は手帳でいつでも確認できるので安心。

収穫の際に花の写真を見ることができる。これがミソ。
水のやりすぎや手入れ不足だと花数が少なかったり萎れていたりする。
そしてもちろん、うまく育てればキレイな写真に。
この写真も実際の育成記録のようにアルバムで残るので、本当に楽しい。

水やりは一回やって終わりではなく細かくメモリが設定されており、ラベンダーなど乾燥を好む植物に水をやりすぎるとうまく咲かない。
雨の続く時期なんかは気をつけないといけません。
あと雨の翌日は雑草がすごいことになってるんだけど、この雑草をむしる音がすごく好き。
伸びまくった雑草を抜くとき、ちゃんと音が変わるんですよ。
めちゃくちゃ気持ちいい。
でも雑草が伸びてると庭好きなお婆さんのご機嫌を損ねるので、さっさと抜きましょう。

基本的には五年後のコンテストで優勝するために素敵な庭を作っていくという話なのですが、そこに至る過程がボリュームたっぷりでとても楽しめる。
収穫した花でお菓子を作ったりジャムを作ったり、リースにして売ったり、お茶会を開いて近所の人と雑談したり。

近所の人たちは庭に勝手に入ってきて、話しかけると交流できる。
犬や猫とも交流できる。
夕方4時過ぎに入ってくるモップ犬は入り口付近をうろつきカイ君との会話を邪魔することがあるので早く会話して帰すが吉。
前述のお菓子やお茶などもその人ごとに好きなものがあって、それに関する会話もあったり。
なんというか、花の写真にせよキャラクターのセリフにせよ、ゲームっぽく記号化されたものがないんだよな。
本当にこの庭で植物が育ち、人との交流が生まれているという感じがする。

マイガーデンは自宅の庭(+バザー)だけで進んでいき、自由にどこかに出かけるということはできない。
にもかかわらず「狭い」と感じることがない。
閉鎖的なはずの世界で毎日を過ごしてまったく飽きがこないのは、庭を訊ねてくるキャラクターが秀逸だからだろう。
愛想のいいお隣さんも無愛想なあの子もツンデレなお婆さんも、毎日のお付き合いで少しずつ仲良くなっていく過程がとても自然なのです。
コンテスト優勝よりも、あの人に庭を褒めてもらいたいがために頑張ったものだ。

植物以外にも体力回復のベンチやテーブル、花壇を飾るレンガや敷石やコンテナ、オブジェとしての自転車や巣箱など、庭のデザインにはかなりこだわれる。
そしてガチでコンテスト優勝を目指そうとすると予想外に難しい。
基本的な花の手入れはもちろん、開花時期も考慮して計画的に育てなければいけない。
ゆるいイラストに騙されがちですが、実は凄まじいやりこみゲームだったりする。

庭作りゲームが好きな人なら絶対に一度はプレイするべき良ゲーです。

 



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